わたしが人生でもっとも大切にしている趣味、雑草観察。畑雑草のことが仕事になるのは不思議🌿
野菜のそばに雑草があるのが好きなのと、野菜がほとんど雑草みたいになっているのが好きなんだな。これはもうフェチの一種なのかも。

雑草に熱視線といいつつ、主役が作物の場合、種により、そばに出てほしくない雑草があるというのがさすが人間のエゴであり。
人間が栽培をやり始めている=自然が自然ではないので、『自然栽培』という呼び名は少し変だなと感じてもいる。
なにをどのように意味づけして居直ろうとも“不”自然なので、ほんとうは絶対負として黙々とやるしかないということ、それしかない。(“しかない”がしつこい。)
人新世栽培?

(可食部収穫までクッションとして朽ちたダイコン=タネをこぼした株の根 を敷いてる。)
出さないでおきたい雑草について、できるだけ、芽生えの段階でみておきたいのがほんとう。(その段階で手を打たないと根が絡んで細根に影響を与える作物もあるから。)
あとは、特定の雑草の芽生えの出やすさから、それぞれ雑草にとっての好条件を知っていくのが楽しい。
研究者の先生方や専門家たちが知識化している王道ラインから外れて漏れ出している、取るに足らない経験則を回収して集めるのがわたしの今まで、そして今、さらにこの先の趣味なのである。
趣味とは別枠で、専門家の知識の凄みはほんとにレベルが違っていてダイナミックで、それを習うとアドレナリンが出るような興奮がある。
木嶋利男先生はたとえばヒユ科なら、ヒユ科の芽生えすら出さない方法を知ってると聞いてほんとうにすごいと思ったのだ。
わたしにとって雑草が本格的に楽しくなったのは木嶋利男先生と浅井元朗先生、マイファームでとてもお世話になった森田亜貴先生の知識のおかげなんである🌿
(カベイラクサ、ウスバスナコショウ、コバノショウジョウソウなどはすべて浅井先生に教わった。)
あとは、雑誌やさい畑で同時期に連載をやっておられた菌根菌の先生たちがとても楽しかったから🌿
いまも感謝している🌿
さて。うちのトマト&雑草へ。🍅🌿

うどんこ対策になるイネ科のなかにウリ…ではなく、今回トマトを置いてみたけど、うどんこ病症が一、二葉出たあとそのまま克服して元気にやっている。
このゾーンのイネ科は、半分程度がキビ穂や粟穂で、残りがエノコログサ。
今後のこと🌿
ファームドゥ、マイファームのアドバイザー時代から雑草(畑雑草)が好きで、草生栽培、雑草のたい肥化、緑肥としての雑草など、雑草ばかり気にしてきた。
教科書に出ていない雑草栽培での成功はただのワンチャンであった可能性が高いのですが、失敗というのは何故か普遍…というか、毎度そうなるのがつらみであるのですが、失敗の数多のデータをめちゃくちゃ集めてきました。
教科書に出ていない失敗の仕方についてもたくさん情報を集めたのでした。
(失敗目当てに畑周辺に草を残すことを、地権者さんや本部にたまに怒られつつ…。ほんとうにやり放題でご迷惑をおかけしました。)
たとえば、マイファームの貸農園に出た雑草に関する有益情報の種や観察記録などは毎回日報にして提出し、その当時に撮りためた写真はすべて消去しています。
土地のものは土地の持ち主や関わる方のものなのでね。その情報から、次のステップに進んだ情報は個人的な動きで集めてきました。
あちこちの畑、貸農園、自宅、木嶋利男先生が関わる宇都宮の耕作放棄地再生圃場、とにかくあちこちで畑のそばにある雑草を見て触れて習って。
たむそん自然農園でみた雑草の柔らかさや何だか園芸品種のようにみえる雑草の佇まい(ビジュ?笑)についての不思議はとても印象に残っている。
あと、瀬尾一樹さんに農園雑草調査…というか、有害な雑草がないかと、およその種類把握にお出ましいただいたとき、わたしがたいせつに育てて木にしたシロザの花にハチ🐝が来て、花粉を集めているのを一緒にみた。瀬尾さんとみたシロザは虫媒花でもあるその瞬間。これもめちゃくちゃ思い出に残っている。
いまもまだ当然、雑草熱は冷めやらず、園芸協会の指導員の先生に雑草のたい肥化の各影響について相談しているという状況。
自分でもたい肥化しながら、できるだけ何人かの有識者の方々に話をしてみている。
有識者の方々にとって、そのものズバリ役立つ情報や話でもないのですが…。
ヘアリーベッチ三年土壌と、カラスノエンドウなどのマメ科雑草三年土壌の違い(わたしは雑草、作物の生育不良のほうに興味がある。)も。
などと、ただの趣味でやってきたんだけど、ここにきて急に、フリーランスのほうで仕事として、雑草に関する依頼をもらい始めるという、とても嬉しい楽しい流れになっている。
それもなんか不思議なんだけど、そのおかげで、ますます趣味に励めるので嬉しい。
もちろん現段階で分不相応過ぎるものは辞退するけどね。


仕事を引き受けるのは日常の趣味時間を削ることとイコールなのでフリーランスは月に一本でじゅうぶんと思っていながら、魅惑の案件で、結局趣味のようなことでありがたくやらせてもらっている。
今、まだ未公開だけど、大手のメディアでのお仕事を、楽しそうという動機で引き受けていて、これ以上は今度こそ趣味時間=雑草散策や雑草栽培が減ってしまうので、受けていない。
少し落ち着いて時間が残るようになったら、シロザについて、国会図書館で一日も二日も三日もかけてぜんぶの情報を集めたいんである。
実物を眺めて観察するのと同じくらい、情報フェチでもあるので、趣味に時間が要る。。